Bitcoin Forum

㈱マネーパートナーズや㈱bitFlyerなどが会員となっている日本仮想通貨交換業協会が取引や
内部管理の透明性向上のための自主規制ルール案をまとめたとのこと。
主な内容としては
①インサイダー取引の禁止
②マネロン対策としての匿名通貨の禁止
といったところだそうです。

https://jp.cointelegraph.com/news/jvcea-made-self-restriction-rules

インサイダー取引の禁止は、何でもありのような状況になっている現状を少しでもただし
透明性が高まってくることにつながるのであれば個人的には大歓迎です。
自主規制でどこまで対応できるかは疑問ですが。。

匿名通貨に関してはやはり少なくとも日本の取引所にリストアップされることは今後はなさそうですね。

暗号通貨はTelegramやDiscordで開発者が情報を出すこともあるので、インサイダー取引に関しては線引きが難しいところですね。
匿名通貨に関しては、GeminiにZcashが上場したので若干風向きが変わってきたかと思いましたが、やはり国内では厳しいですね。

今朝の日経新聞に追加で情報が掲載されていました。
自主規制ルール案は合計で１００ページ近くあり、金融商品取引法に近いくらいの厳しい体制整備が求められているとのこと。
その他
・資産管理について、秘密鍵はオフラインで保管すること
・取引システムについて、価格がかい離した場合は注文・約定処理を一時中止すること
・成果報酬型広告が仮想通貨取引をあおり、投機が過熱しているためアフェリエイトによる勧誘の禁止
等が自主規制されるそうです。

アフェリエイトが規制されると対価に今までのような過剰な煽り等は少なくなるのでしょうが、
市場への参入者が減ってしまうのではないかということも個人的には気になります。

あと匿名通貨については自分の想像力が追い付いていないのですが、マネロンに使われかねないといったネガティブな特徴ではなく
匿名通貨ならではのポジティブな特徴って何かあるのでしょうかね？例えばKOTO等もその辺をうまくPRして実用化されていけば、匿名通貨に対する取扱いも変化していくよちはあるのかもしれませんね。

おそらくアフィリエイト報酬の金額を下げるとか、そのあたりが落としどころになるのではないかと思っています。
しかし仮に国内取引所のアフィリエイトが全て禁止になったとしても、海外取引所のアフィリエイトは問題ないはずなので、煽りは無くならないでしょうね。

マネーロンダリングではなく、一般の取引において匿名通貨を使いたいという需要はあると思うのですけれどね。
残高、取引金額、取引先をパブリックに公開したくないというのは、個人的にはごく自然なことだと思います。
全てを公開しているビットコインでも何社もミキサーに参入していますし、採算がとれるだけの需要はあるということだと思います。

ZcashがJPモルガンと提携したように、国内の銀行と提携するようなことがあれば取り扱いも変わってくるでしょうね。
ただ国内銀行はMUFGコインなど独自の方向に向かっているようなので、可能性は低い気もします。

それが暗号通貨の本来の姿のような気がします。
取引所においてはKYCを厳格に行えば匿名通貨を扱ってもマネロンの危険性は排除できるような気がするのですが、どうなんでしょう。。。

先日自主規制ルール案をまとめたばかりですが、先の業務改善命令を受けて副会長のお二人が辞任してしまいました。
このペースですとそのうちなり手がいなくなってしまう事が危惧されます :'(

副会長の辞任に関するお知らせ (http://jvcea.jp/%E5%89%AF%E4%BC%9A%E9%95%B7%E3%81%AE%E8%BE%9E%E4%BB%BB%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B/)

これはちょっと笑えないですね。このようなやり方では新しい技術を育む土壌ができないですね。もちろん不正なICOなどしっかり規制してもらいたい部分もありますが、あくまで健全な成長を促すという観点が大事だと思います。

同感です。日本国内だけで匿名通貨の上場を廃止したところで何も解決しないと思います。BTCで出金して匿名通貨のチェーンを通してしまえば追跡出来なくなるわけですからね・・　KYCをしっかりとして、入口と出口をしっかりとトラッキングする方が何倍も重要だと思います。
もちろん、インサイダー・マネーロンダリング共に規制しなくてはいけませんが、この様な表面だけの、根本を理解していない規制が日本の首を絞めることになる気がしてなりません。

昨今の中身のない上場ゴールと取引所内でのプレセールまがいの販売増加で危機感を感じているだけにこういう動きになってしまうのは残念ですね。
より良くしようとする動き＝健全な成長を促すという意味では、悪いことは悪いという規制と同時に進める必要があるように思います。
KYCなどの必要となる標準施策などを規定するまでの間、一斉に規制→要件を満たして緩和。

このように動けると逆に動きが早くなるとおもうんですがね。規制とか自由の侵害とか今の世の中反発が強そうなので、強硬策取れる人はいないでしょうが。

個人的なことを言わせてもらうと、策定する行為自体は賛成です、しかし、一手が作成するというのは反対です。
そして、項目量があまりに多いのは反対です、選別前になんでもかんでもになってしまうからです。

何が大事で何を防ぎたいのかが大事だと考えます。
例えば、AMLが気になるのであれば、その対策という具合にするということですね。
少し乱暴に思えます。

恐らくは、業務改善命令などが相次ぐ中、一心でのことでしょう。

１はちょっと法規制でもない限り難しいでしょうね・・・
２は仕方ないと思います。
コインチェックのハッカーに悪用されましたし。

確かにインサイダーの禁止はまず法律で規制すべき話ですよね。自主規制では限界があるかと。
しかし、業界内で足並みをそろえて体制を整えていかなければならないのも確かですので、
前途は多難ですが一歩ずつ前進していっていただきたいところです。

最近特に風当たりがきつくなってきたイメージが強い。
財を守るはずが財を凍結させられてるのはいかがなものかとは思う。
流石に、いつ使えなくなるかとか考える日本はかなりおかしい状態なのは間違いない。

匿名通貨は取引できなくなりそうですね。
選択肢が少なくなっているというのは寂しいです。