大手暗号通貨取引所バイナンス(Binance)は8月26日、韓国・釜山(プサン)市と了解覚書(MOU)を締結したことを発表した。
「協定の一環として、釜山市がブロックチェーンエコシステムの開発と釜山デジタル資産取引所を推進するため、バイナンスが技術・インフラ支援をする」、「バイナンスからオーダーブック(Order Book)を共有する」とバイナンスは説明した。
バイナンスのCEOチャンポン・ジャオ(Changpeng Zhao)氏は「弊社は釜山市と協力して、同市に利益をもたらすイノベーションを支援するブロックチェーンの開発に貢献できることを嬉しく思う」、「弊社の業界をリードする地位、技術的専門知識と釜山市のブロックチェーン業界に対する強力なサポートとの相乗効果で、釜山市内外の暗号資産の受け入れに貢献できると期待している」と述べた。
朝鮮半島の南東端に位置する釜山市は、人口約340万人の韓国第2の都市である。2019年7月、韓国政府は釜山市を規制緩和特区に指定し、観光、金融、流通などの分野でブロックチェーン技術の社会実装に取り組む方針を明らかにした。
釜山市の朴亨埈(パク・ヒョンジュン) 市長は「今回の合意により、グローバル統合プラットフォーム構築の一環として、釜山デジタル資産取引所(Busan Digital Asset Exchange)の設立に一歩近づいた」、「釜山を世界から注目されるブロックチェーン都市にすることで、地域経済の新たな成長エンジンを加速させ、グローバル・デジタル・ファイナンス・ハブとなる」とコメントした。
バイナンスの釜山市に対する支援は以下である。
・ブロックチェーン分野の研究および投資
・バイナンスの教育プラットフォームであるバイナンス・アカデミー(Binance Academy)によるブロックチェーン専門教育およびオンラインリソース
・バイナンスチャリティ財団(Blockchain Charity Foundation)を通じた社会福祉の促進
さらに、2022年に釜山市で開催されるブロックチェーンウィーク(Blockchain Week in Busan)の支援も行う。
また、バイナンスは2022年3月、ブラジルで暗号資産とブロックチェーンのエコシステムを支援する目的で、ブラジル中央銀行(Banco Central do Brasil)と証券取引委員会(Securities and Exchange Commission of Brazil)から認可を受けた証券会社ポールインベストメント(paul Investimentos)の買収に向けた覚書を締結した。
5月、カザフスタン共和国の暗号資産対する規制政策の策定に向け、デジタル開発・イノベーション・航空宇宙産業省と了解覚書(MOU)を締結した。
6月、カンボジアのデジタル資産分野を支援する目的で、カンボジア証券取引規制当局 (Securities and Exchange Regulator of Cambodia:SERC) と覚書を締結した。
世界中の暗号通貨の取引所、プロジェクト、トークンを安全性と信頼性を評価する第三者機関であるWikiBitのバイナンスのスコアは9.23である。
詳細:
https://www.wikibit.com/ja/dr/1234580406412.html免責事項
暗号通貨は価格変動が激しく、トレードの際は自身の投資経験、目標、財務状況、リスクを取る能力等について十分検討する必要があります。
本記事はあくまでも情報提供を目的としており、投資を推奨するものではありません。
また、本記事を参考して投資した結果被った損失について、弊社は一切の責任を負いかねます。
WikiBitとは?
弊社が提供しているWikiBitは、暗号通貨取引所・トークンの信頼性に関する情報を収集・公開している第三者プラットフォームです。
登録されている暗号通貨取引所・トークンの数は、全世界で1万件を超えています。
「真相公開」のページでは、実際に詐欺に遭ってしまったトレーダーからの被害報告が日々投稿されています。また、WikiBitでは暗号通貨に関連するニュースや、相場情報までトレードに役立つ有益な情報を日々発信しています。
初めて暗号通貨(仮想通貨)取引所を利用する際は、入金前にWikiBitのアプリで、取引所の安全性や評判を確認することを強く推奨しています。
https://www.wikibit.com/jp_ja/download.htmlコンテンツは全て無料で閲覧できます。
ぜひ上記のリンクからWikibitアプリをダウンロードして、取引所の情報をチェックしてみてください。