中国政府は5月11日に仮想通貨とブロックチェーンプロジェクトの
「独立した格付け」を毎月発表すると、北京の会議で公表しました。
なお、ランキング掲載には以下の指標選定基準を満たす28のコインが選ばれました。
・プロジェクトが独立したチェーンを持っていること
・ノードを自由に作成できること
・ブロック情報を簡単に追跡するためのブロックエクスプローラが公開されていること
・オープンソースとしてコードを公開していること
・コンタクト可能なチームメンバーが掲載されたオープンなウェブサイトがあること
【ランキングに含まれる仮想通貨一覧】 1.Bitcoin 15.Qtum
2.Ethereum 16.Lisk
3.Ripple 17.Zcash
4.BitcoinCash 18.Verge
5.Litecoin 19.Nano
6.Cardano 20.Steem
7.Stellar 21.Siacoin
8.IOTA 22.BitShares
9.NEO 23.Waves
10.Monero 24.Decred
11.Dash 25.Stratis
12.NEM 26.Hshare
13.EthereumClassic 27.Ark
14.Bytecoin 28.Komodo
出典:コインポストhttp://coinpost.jp/?p=26445&from=new_top私見:ICOに関してはかなり厳しい中国ですが、ブロックチェーン技術の健全な発展に関しては
政府主導で積極的に取り組んでいる好事例の一つかと思います。
最近の仮想通貨格付けと言えばWeiss Ratings社のものが(この会社しかないため)
主流でしたが、中国の機関が参入することで格付け同士の比較等することも可能になり、
各投資家の興味を一層引くのではないかと思われます。
個人的に特に影響が出ると考えているのは中国発のNEOやQtumで、
中国政府からのお墨付きが出るとすると在中投資家の安心感は計り知れないでしょう。
(TRONがランキングにさえ含まれていないのはホルダーにとっては悲しいかもしれませんが笑)
まだ公表はされていませんが、近日中という事で、どの様な結果がでるか期待して待つとしましょう。