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Author Topic: 仮想通貨を保管しておくためのウォレットの必要性と種類について解説  (Read 112 times)
yamaguchi008 (OP)
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July 20, 2018, 07:20:17 AM
 #1

取引所のハッキング事件は世界中で起こっていますが、コインチェックがハッキングされるとは多くのユーザーが予想していなかったでしょう。取引所に置きっ放しにするのはあまり推奨されていませんでしたが、この時、ウォレットに移しておけばよかったと思ったユーザーもいたのではないでしょうか。取引所もセキュリティ対策はしていますがハッカーから狙われやすい状況です。万が一の場合、自分の資産は自分で守る必要があります。そこで仮想通貨のウォレットについて解説します。

 

「コールドウォレットとホットウォレットの違い」

取引所の口座もウォレットとしての機能を果たしていますが、管理をしているのは取引所になるので、ユーザーの秘密鍵の情報は教えてはくれません。何かあった場合も、ユーザーに仮想通貨をすぐに返還されません。したがって、仮想通貨を購入し長期投資するなら、自分専用のウォレットに移して保管することが推奨されています。

 

ウォレットを持つ前に、基本的にウォレットは大きく分けて2つに分けられます。コールドウォレットとホットウォレットです。コインチェックのハッキング事件以降、コールドウォレットという言葉がニュースでも言われました。

 

コールドウォレット
コールドとは「凍る」という意味もあります、凍っているウォレットなので、ネットから離されたウォレットのことです。仮想通貨はネット上に存在します。ネットから離されていれば、ハッキングから防ぐことができます。取引所も採用しています。

 

ハードウォレットが代表的ですが、注意することはハードウォレット物自体を無くしたり、壊したり、ウィルスに感染させないようにすることが大切です。

 

ホットウォレット
ホットラインとも言われるように、ネットワークに繋がった状態で仮想通貨を保管しているウォレットです。コインチェックのネムはホットウォレットでの管理だったため、ハッキングされた原因の1つでもありました。

 

送金などがすぐにできるので便利ですが、コールドウォレットよりハッキングされる危険は高まります。したがって出し入れする分をホットウォレットに保管するなどの、使い分けをすることで弱点を補いましょう。

 

「仮想通貨ウォレットの種類について」

仮想通貨は保有したら取引所に預けっぱなしではなく、専用のウォレットに移して保管することが推奨されています。ウォレットは大きく3つのタイプに分けられます。

 

・ウェブタイプのウォレット

文字通りオンライン上で管理するウォレットです。ウォレット専用サイトにスマホやパソコンからアクセスして管理し、送金も即行えます。しかしネットに接続しているのでハッキングのリスクは高くなります。2段階認証を設定するなどセキュリティは厳重にしましょう。

 

・ハードウェアタイプ「Ledger Nano S」・「TREZOR」

USBタイプのハードウェアウォレットです。ネットから離して管理することができるので安全性は高いです。折りたたみのUSBのような形です。どちらも「myetherwallet」とも連携ができ、多数のトークンも利用可能です。

 

・ダウンロードタイブ「Toast Wallet」

IOSウォレットでアップルに承認されました。iPhoneやAndroidに対応しており、Apple StoreやGooglePlayよりインストールができます。

 

「主要仮想通貨のウォレットについて」

・ビットコイン、ビットコインキャッシュ

Bitcoin Walletは日本語対応もしていおり、BTCとBCHの専用ウォレットです。ただビットコインをビットコインキャッシュアドレスに誤って送ってしまうと、二度戻ってこないので要注意です。

iOS:Bitcoin Wallet By Bitcoin.com

Android:ビットコイウォレット

iPhoneには対応していません

 

 

・モナコイン

モナコインを保管するための専用のウォレット「 Monacoin core (Monacoin-Qt)」

・アンドロイド版(スマホ)
・ウィンドウズ(64Bit・32Bit)
・Linux(64Bit・32Bit)
・Mac OS Xなどに対応しています。iPhone(IOS)版はありません。ダウンロードページ:https://monacoin.org

 

他にも、Monappy(モナピー)は、Monacoin専用のオンラインウォレットサイトです。 メールアドレスとパスワードだけで、簡単にMonacoinウォレットを作成することができます。またモナコインでショッピングやイラスト、漫画を購入したり、作品を出品することも可能で、SNS機能も搭載されています。

Monappy公式ホームページ:https://monappy.jp/

 

・ネム

ネムは1万XEMを「Nano Wallet」という専用ウォレットでで保有していることでハーベスティング(マイニングのようなもの)に参加することができます。つまり専用ウォレットを使用することで、少額でもネムを手に入れることが可能です。また最近は、ネムベースで開発されるトークンも増えてきており、ネムベースのICOではネムウォレットが必要な場合もあります。

対応しているOS

・WINDOWS

・MAC

・LINUX

公式ホームページ:https://nem.io/downloads/

 

「マイイーサウォレット(MyEtherWallet)とは?」

昨今、イーサリアムのブロックチェーンをベースにしたのERC20に分類されるトークンが多く上場し、それらを保管する「マイ・イーサウォレット」というイーサリアムベースのウォレットがあります。

 

ICOでもイーサリアムベースの場合はマイイーサウォレットを使用します。マイイーサウォレットのサイト上でもトークン管理できますが、パソコンのデスクトップにダウンロードしオフラインで保管しておくこともできます。

 

メリット
・マイイーサウォレットは日本語対応している。

・オフライン状態で管理することができ、送信の際だけオンラインにすることで、秘密鍵をネット上に載せることなく送金が可能。

・複数のアドレスを作成することが可能。

・ハードウォレットウォレットのレジャーナノSと連携させることができる。

 

 

デメリット
・パソコンをネットに繋げた際、パソコンがウィルスに感染した場合、ウォレットも感染する可能性がある。

・AppleのiPhoneやiPadには対応不可、MacやWindowsなどのパソコンでの作成になる。

・ウォレット登録時に発行される秘密鍵はランダムで生成されるため、紛失しないよう、秘密鍵の保管には気をつける。

 

 

注意点
マイイーサウォレットサイトと本物とそっくりな偽サイトが存在します。誤って偽サイトにパスワードを入力してログインをすると、パスワードやイーサリアムが盗まれてしまうので注意が必要です。

 

広告で表示されているものが偽サイトの場合があるので絶対にそこからはアクセスしないようにしましょう。正式サイトでウォレットを作成した際にブックマークをしておき、以降のアクセスはそこから行うようにしましょう。

 

「仮想通貨ウォレットについてのまとめ」

取引所も金融庁からの業務改善命令などでセキュリティー面の強化も行われ、個人のウォレットがウィルスに感染するリスクも考えると、取引所に置いておく方が安全という声もありますが、万が一が絶対ないとは言い切れません。またICOに参加する場合はマイウォレットが必要になります。自分の資産を守るためにも最低1つはマイウォレットを持っておくのもいいでしょう。
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