暗号通貨市場が弱気な傾向にあるが、多くのビットコインとイーサリアムの投資家はまだ収益を得られているようだ。オンチェーン分析プラットフォームInto TheBlockのデータによると、ビットコイン(BTC)を保有しているアドレスの58.44%、イーサリアム(ETH)を保有しているアドレスの69.25%が依然として利益を上げている。
ビットコインが40,000ドルを下回った後でも、保有者のうち58.44%は依然として収益があるとわかる。これは、ほとんどの投資家が40,000ドル以下の価格でビットコインを購入しているからだ。そして、4.62%は収支均衡であり、36.95%は損失が出ている状況だ。
イーサリアムの方も、現時点で収益を得られている69.25%の投資者が、3,000ドル以下のタイミングで購入している。3.26%は収支均衡であり、27.5%に損失が発生している。
資産運用会社のフィデリティ・インベストメンツは、顧客がビットコインを401(k)退職貯蓄プランに追加することを許可している。4月26日、ビジネス分析会社のMicroStrategyも、フィデリティと提携し、ビットコインに投資するオプションを従業員に提供しはじめた。これは、米国における暗号通貨の採用をさらに加速させるかもしれない。
しかし、市場の下落トレンドは短期的に改善される見込みが薄いだろう。マクロ視点で見ると、FRBが来週の金利会合で基準金利を50ベーシスポイント(0.5%)引き上げ、0.75%から1%の範囲に設定すると予想されている。暗号資産運用会社Blofinのボラティリティトレーダーであるグリフィン・アーダーン(Griffin Ardern)氏は、「(近頃に)暗号通貨市場が新たな高値に到達するのは非常に難しい。FRBの5月の会議が近づき、弱気な状況が依然として市場を支配している」とコメントした。
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