米国の暗号通貨取引所Robinhoodは、新規でWeb3の分野に参入し、2022年末までに分散型の金融に焦点を当てた新しいウォレットを立ち上げを検討している。
Robinhoodは先日、Robinhoodの一部の既存機能(株式取引と暗号通貨取引プラットフォーム)を搭載したWeb3のウォレットアプリケーションを発表した。このウォレットにより、ブロックチェーンの初心者がweb3の世界に接触しやすくなることが期待されている。
新しいウォレットにより、ユーザーはNFTの貸し出し、ステーキング、購入が可能となる。現在、ウォレットが具体的にどのブロックチェーンをサポートするかは不明である。
Robinhoodの最高技術責任者はインタビューで、「我々は、web3(の領域に)参加したい。この新しいウォレットは、『Web3』ユーザーに対応するもので、既存のウォレットとは別のものになる予定である」と語った。
Coinbaseも今週、ユーザーがアプリを通じて分散型アプリケーションを使用できるようにすると発表した。一部のユーザーがCoinbaseアプリを通じて、直接イーサリアムベースのdappsにアクセスできるようになった。これにより、Coinbase NFTやOpenSeaなどのNFTマーケットプレイスでの購入と、分散型取引所での取引、DeFiプラットフォームでの融資をCoinbaseを介して行うことができるようになった。
この二つの大手取引所は、自社ウォレットをWeb3で展開している。これらの試みにより、今後多くのユーザーがWeb3を利用すると予想される。
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