5月23日、ゲームソフトの小売業者であるゲームストップ(GameStop)社は、独自のWeb3イーサリアムウォレットのベータ版をローンチすると正式に発表した。
このウォレットは、ループリング(Loopring:LRC)のレイヤー2のZK-ロールアップ(ZK-Rollup)ソリューションのもとで開発された。暗号通貨と非代替性トークン(Non-Fungible Token:NFT)を保管するウォレットで、ゲームストップ社のウェブポータルから入手できる。
ZK-ロールアップ技術とは、イーサリアム(Ethereum)の高速化とガス代の削減を目指すスケーリングソリューションの一つである。1秒間に何千もののイーサリアムのトランザクションを行うことが可能になるため、「高速且つ適正コストで」サービスを提供できる。
今回のゲームストップ社のWeb3イーサリアムウォレットは、プレーヤーがゲーム内のNFTを保管できるほかに、イーサリアムベースの暗号通貨の購入、保管も可能である。ゲームストップ社は今年7月に、NFTマーケットプレイスを立ち上げることも予定している。しかし、NFTのマーケットプレイスではImmutable X(IMX)の技術を使用する予定だ。
また、ウォレットのプライバシーポリシーでは、ソフトウェアがユーザーのデータを監視していると説明されている。収集されるデータには、「連絡先とプロフィール情報、表示名、電子メールアドレス、プロフィール経歴、イーサリアム公開アドレスの詳細、TwitterとRedditのユーザー名」が含まれている。
ゲームストップ社は、ユーザーにデスクトップ版のソフトウェアを提供するが、近いうちにiOS版のアプリも公開する予定だ。
ゲームストップ社のウォレットは、ロビンフッド(Robinhood)などのウォレットとは異なり、自己管理型のウォレットだ。秘密鍵はユーザー自身が管理する必要があり、セキュリティの大半が利用者へ委ねられる。ユーザーは自分で暗号資産を管理できる一方で、秘密鍵の紛失・盗難に遭った場合、ウォレット中のすべての暗号資産を失うリスクもある。
免責事項
暗号通貨は価格変動が激しく、トレードの際は自身の投資経験、目標、財務状況、リスクを取る能力等について十分検討する必要があります。
本記事はあくまでも情報提供を目的としており、投資を推奨するものではありません。
また、本記事を参考して投資した結果被った損失について、弊社は一切の責任を負いかねます。
WikiBitとは?
弊社が提供しているWikiBitは、暗号通貨取引所・トークンの信頼性に関する情報を収集・公開している第三者プラットフォームです。
登録されている暗号通貨取引所・トークンの数は、全世界で1万件を超えています。
「真相公開」のページでは、実際に詐欺に遭ってしまったトレーダーからの被害報告が日々投稿されています。また、WikiBitでは暗号通貨に関連するニュースや、相場情報までトレードに役立つ有益な情報を日々発信しています。
初めて暗号通貨(仮想通貨)取引所を利用する際は、入金前にWikiBitのアプリで、取引所の安全性や評判を確認することを強く推奨しています。
https://www.wikibit.com/jp_ja/download.htmlコンテンツは全て無料で閲覧できます。
ぜひ上記のリンクからWikibitアプリをダウンロードして、取引所の情報をチェックしてみてください。