テラ・コミュニティのメンバーがエコシステムを再建する一方、テラの開発企業テラフォーム・ラボ(Terraform Labs:TFL)及びテラの創設者 ドゥ・クォン(Do Kwon)氏への非難は続いている。
6月6日、ファットマン(Fatman)と名乗る内部告発者が、TFLとドゥ・クォン氏がシャドーウォレットを保有していることを告発した。
テラの非営利組織 ルナ・ファンデーション・ガード(Luna Foundation Guard:LFG)はTFLなどの特定のウォレットをLUNA 2.0のエアドロップから排除すると約束していたが、TFLとドゥ・クォン氏はシャドーウォレットを保有していた。
ファットマンはツイッターで、「ドゥ・クォン氏は、Terra 2.0はコミュニティに属すると何回も説明したにも関わらず、TFLのウォレットには4200万の LUNAを所有しており、2億ドル以上の価値がある」と投稿した。また、それらのトークンは5つのシャドーウォレットに保管されているとのことだ。
ファットマンは、「ドゥ・クォン氏はTFLでは投票せず、シャドーウォレットを悪用したガバナンス操作によって、自らの提案を承認させた。また、疑わしいウォレットは他にもたくさんある」と述べた。
しかし別のツイッターアカウントでファットマンは、「Terra 2.0は本当にコミュニティが所有するチェーンであれば、成功する可能性がある」と評価している。
5月30日に、テラ(Terra)のLUNA 2.0トークンの価格は、1枚11.33ドルまで上昇したが、現在は5ドル前後で推移している。これは一週間で50%以上下落したことを意味する。
テラ(Terra:Luna)の一連の問題を受けて、テラベースの分散型金融(defi)プロジェクトの多くが、新しいフェニックス(Phoenix-1)ブロックチェーンに移行している。
ドー・クォン氏は脱税のため、合計1,000億ウォン(8000万ドル)の税金を課せられた。また、先週TFLはシェル会社へ480万ドル送金したことが発覚した。
5月にはTFLの法務チームの幹部が総辞職しており、ドー・クォン氏をめぐる金融犯罪の容疑が次々と浮かび上がっている状況だ。
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