ドバイの暗号資産規制機関(Virtual Asset Regulatory Authority:VARA)は、デジタル資産のマーケティングおよびプロモーションに関するガイドラインを発表した。
同ガイドラインは、「事実を正しく伝え、プロモーションの意図を明示し、リターンについて誤解を与えない」ことをルールとして、ドバイのメディアサイトや出版チャネルを利用するすべての事業者に適用される。
ガイドラインには、「ドバイで認可された暗号資産サービスプロバイダー(Virtual Assets Service Provider:VASP)とドバイ市場向けの暗号資産(Virtual Assets:VA)コンテンツが従来のメディアチャンネルと新時代のメディアチャンネルで広告を行う場合、正しい事実を伝え、宣伝意図を明確にし、リターンについて誤解を与えないようにする義務がある」と記載されている。
アラブ首長国連邦に拠点を置く法律コンサルタント会社KARM Legal Consultantsの創設者であるコキラ・アラク(Kokila Alagh)氏はVARAの広告ガイドラインの発表について、「このガイドラインはユーザーが意思決定に必要な情報を得ることを保証するために、大きな役割を果たすだろう」と高く評価している。
また、ドバイ最大のクリプト・コミュニティーであるクリプト・オアシス(Crypto Oasis)の共同設立者ファイサル・ザイディ(Faisal Zaidi)氏は、「このガイドラインはデジタル資産業界企業を適切な行動に導き、消費者と投資家の保護に貢献することを保証する」と述べた。
同ガイドラインは、市場の安全性を損なうことなく経済的機会をもたらす法的枠組みの提供という規制当局の使命を反映する規制であり、暗号資産、ブロックチェーン、メタバースを国政とするドバイに好影響を与えるものである。
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